「会社での人間関係」「家庭内の不安」「会社の業績不安」「恋愛関係の不安」「将来への不安」など、私たちが抱える心の中の不安は様々です。
”心を穏やかな状態に保ちたい”誰もが願うことです。
今はフリーランスとして活動していますが、かつては僕も会社員として働いていました。その頃は、みなさんと同じ、会社員としての不安や悩みがたくさんありました。今、悩みが一切ないかと聞かれれば、フリーはフリーそしての悩みはあります。ただ一つ言えるのは、会社員時代より心を痛めることは少なくなりました。
今は、心のポジショニングの仕方が以前より上手くなったということもあると思います。
「ポジショニング」と言いましたが、スポーツでは、「攻め」や「守り」の位置取りを表す時によく使われる言葉ですよね。
今回は、ポジショニングを自分の心に置き換えてお話したいと思います。
● 何に対して心を痛めているのか?➡︎会社員時代の経験から
● 自分の本当の気持ちを確かめる➡︎会社員時代の経験から
● ポジショニングを決める➡︎フリーになってからやっていること
● まとめ➡︎みなさんと自分にも
自分の心は何に対してつらいのか?
心を閉ざしたくなった時には、「とにかく全てが嫌だ」と思ってしまいます。しかし、そもそも自分は何に対して”心がつらくなったのか?”まずはその部分を明確にしておく必要があります。
僕は人間関係で悩んでました
僕の場合は、明らかに人間関係でした。最初は決まった数人だったのが、段々と会社に行くこと自体が苦痛になっていました。ただ、原因は”決まった数人”とはっきりしていたので、そこに対して自分の心をポジショニングしていきました。
自分の本当の気持ちを確かめておく
さらに、自分の心をつらくさせている原因は最初からだったのか?を確かめることです。例えば、僕の場合は「人」がその原因でしたが、最初から「嫌だな」と思ってはいませんでした。自分の何かが変わったのか?それ以外の何かが変わったのか?その原因を確かめておきましょう!
僕の場合は夢や目標が変わった
僕の場合、当初は「この会社が成長していくために貢献するぞ!」と思いながら仕事をしていました。それから、パーソナルトレーナーとしての勉強をして、たくさんの人たちと出会うようになって、「一箇所に留まらず、広く健康の維持・増進を伝えていきたい」と思うようになっていったのが、心の変化のきっかけでした。外の人たちと出会い、たくさんのことを見聞きするうちに自分の心の変化を感じました。今思えば、当時の僕は周りから浮いていたと思います。でもその時には、自分自身の目標は明確になっていました。
心のポジショニング方法
ここまでのところで、「何に対して心を痛めているのか」「自分の本当の気持ちはどうしていきたいのか」が明確になったと思います。ここから心のポジショニングをしていきます。
決まった方向に向かうためのポジショニング
みなさんは、もうすでに自分が向かうべき方向が明確です。そこに向かって行くためにプラスにならないことに反応していては、時間とエネルギーの無駄遣いです。気にするべきは先にある方向です。大切なのは、行く手を阻むことに反応しないことです。それをするためには、自分自身を客観的に見ること。自分を俯瞰して見ることです。心のポジショニングは、繰り返し取り組んで自分の心にインプットしていかなければなりません。僕の経験からお伝えします。心のポジショニングは、一度身につけたはずでも、方向性が曖昧になってきた時や、心の状態が乱れている時が続くと、上手くコントロールできなくなってしまいます。ですので、難しいと考えるより、「あれ、反応しちゃってるよー。元に戻さなきゃ。」というぐらいに、少し肩の力を抜いて繰り返し取り組んでいくことをおすすめします。
心のポジショニング方法まとめ
みなさん、いかがでしたでしょうか。心のポジショニングと言っていますが、要するに”心の持ちよう”です。ですが、大切なのは”どうやって心をその状態に持っていくか”です。単純に「そう思い込めばいいんだ」というものでは解決にはなりません。一つ一つ自分を振り返りながら丁寧に整理して、実践し評価して改善する作業です。自分の”心のPDCA”です。
①原因の確認
①自分の向かう方向の明確化
②自分を俯瞰して見る
③反応してしまったら「向かうべき方向」の再確認
みなさんが心のポジショニングを習慣化させて、心を痛める時間が減り、向かうべき方向に進んで、目標を達成することを願っています。僕もみなさんと同じく、向かうべき方向に進んで目標を達成していけるように精進したいと思います。
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